• 文化情報学部での学びと
    椙山女学園の伝統の強みを活かして

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    椙山女学園の伝統の強みを活かして

女子総合大学として椙山女学園大学開学70周年の今年、文化情報学部も開設20周年を迎えることとなりました。
この間、文化情報学科にメディア情報学科を加えた2学科体制となり、観光・旅行、情報通信、メディア・報道、製造業、サービス業など 文化・情報にかかわる幅広い領域で活躍できる人材を輩出してきました。
今回は、2019年8月の学部20周年記念パーティーの実行委員でもある卒業生二人をお招きし、在学生とともに文化情報学部の魅力を語っていただきました。

女子総合大学として椙山女学園大学開学70周年の今年、
文化情報学部も開設20周年を迎えることとなりました。
この間、文化情報学科にメディア情報学科を加えた2学科体制となり、
観光・旅行、情報通信、メディア・報道、製造業、サービス業など
文化・情報にかかわる幅広い領域で活躍できる人材を輩出してきました。
今回は、2019年8月の文化情報学部20周年記念行事の実行委員でもある卒業生二人をお招きし、
在学生とともに文化情報学部の魅力を語っていただきました。

◆ 参加者プロフィール
プロフィール写真

●服部 圭那さん

文化情報学部文化情報学科 2016年3月卒業
勤務先:積村ビル管理株式会社

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●金田 夏実さん

文化情報学部文化情報学科 4年
内定先:豊ハイテック株式会社

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●織田 彩沙さん

文化情報学部文化情報学科 4年
内定先:株式会社JTB

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●柴山 智香さん

文化情報学部メディア情報学科 2017年3月卒業
勤務先:株式会社弘和鉄工所

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●島谷 苑実さん

文化情報学部メディア情報学科 4年
内定先:富士ソフト株式会社

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●藤田 美紀さん

文化情報学部メディア情報学科 3年

資格も実践的なスキルも、カリキュラムを通して身につく

――文化情報学部開設20周年の節目にあたり、卒業生と在学生との座談会を企画しました。文化情報学部で学んだことやその魅力について、フランクな交流ができればと思います。まずは自己紹介を兼ねて椙山女学園大学の文化情報学部を志望した理由をお聞かせください。

服部さん:
はい。2016年3月に文化情報学科を卒業した服部です。椙山女学園高等学校に通っていたことから、自然に椙山女学園大学を志望していました。文化情報学部を選んだのは、博物館や美術館巡りが好きで、学芸員の資格を取得できると聞いたからです。
柴山さん:
服部さんの1年後輩で2017年3月卒業の柴山です。私は元々イベントの企画かテレビ局の仕事をしたかったので、メディアについて学べるメディア情報学科に進学しました。
金田さん:
文化情報学科4年の金田です。県外の高校に通っていて、大学は愛知県に戻りたいと思って椙山に入学しました。文化情報学科を選んだのは、ウェディング・プランナーをめざしていたので、観光学やホスピタリティを学びたかったからです。
織田さん:
同じく文化情報学科4年の織田です。私は、高校生のときにはまだ将来を考えていなかったのですが、旅行が好きだったので、フィールドワークを通して観光学を学べる点が、私にとっては大きな魅力でした。それとパソコンもしっかり習得できるので、将来の夢が見つかるかなと考えました。
島谷さん:
メディア情報学科4年の島谷です。私は女子大への憧れもありましたし、広告や出版の仕事に就きたいと思っていたので、マスメディアについて学べる椙山のメディア情報学科はぴったりでした。
藤田さん:
メディア情報学科3年の藤田です。私が椙山に入学したのは、英語とパソコン教育が充実していること、さらに就職率が高かったからです。

――メディアや観光、パソコンなど、いくつかキーワードが出てきましたね。実際に印象に残っている授業や卒業後に役に立った授業などはありますか。

織田さん:
観光学のゼミは、入学前に期待した通りにフィールドワークが充実していて、世界遺産にも行ったり、自分たちでツアーを企画したりするなど、とても楽しかったです。
藤田さん:
私は、先輩たちが紙工作などのワークショップを行ってくれた1年生のときの授業が印象に残っています。大人でも楽しめるというのが新鮮でした。私も3年生になってそのようなワークショップがしたいと思いゼミに入り、ワークショップの企画・運営や椙小(椙山女学園大学附属小学校)のアフタースクールに参加しています。
金田さん:
2年生のときの「プレゼンテーション技法」は人前で話す訓練になり、就職活動の面接で活かすことができました。担当の先生は、いわゆる女性が憧れるタイプのかっこいい女性で、椙山女学園大学の卒業生だそうです。
島谷さん:
私はジャーナリズム関係の授業が面白かったです。タイムリーな時事問題が題材になっていたので、自分の考えを深めることができましたし、フェイクニュースがあふれる情報化社会のなかでもニュースの真偽を見極める力を身につけることができたと思います。
柴山さん:
「外国語(英語)」も、ネイティブの先生と毎日話せる授業で、とても印象に残っています。1年の必須科目で、2年次以降も選択で履修できるんですよね。私が椙山に入学したいなと思った、もう一つの理由でもあります。
服部さん:
資格や仕事ですぐに役立つスキルを身につけられる授業が多いのも文化情報学部の特長ですよね。私は学芸員の資格を取得したのですが、そのための授業が卒業単位に認定されて助かりました。
島谷さん:
そうですね。私も、授業で習ったことを活かしてマイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)の資格を取りました。
金田さん:
私もMOSを取得しましたよ。ほかにも資格を取られた方はいらっしゃいますか。
織田さん:
2年のときに学内のキャリアアップ講座を利用して旅行業務取扱管理者という国家資格を取得しました。観光学のゼミを選んだのも、それがきっかけでした。
藤田さん:
私は去年から図書館司書の課程を選択して勉強中です。最初は友人に誘われて始めたのですが、勉強してみたら面白いし、すぐに図書館に勤めるわけではなくても、たとえば出産後に仕事に復帰するときに国家資格があれば有利かなと考えています。
柴山さん:
将来のことも、しっかり考えているんですね。図書館司書の資格を取る人は多いのかしら。
藤田さん:
メディア情報学科の同級生は6~7人です。
服部さん:
文化情報学科はもう少し多かったですね。実際に司書になった人もいます。こうして振り返ってみると、学生時代に学んだことにはひとつも無駄なことはなかったなと思います。私の就職先はビル管理会社なのですが、国際化を反映してマンションの入居者さまの国籍もさまざまなんです。ときにはそれがトラブルの元になったりもするのですが、そんなとき、アジア文化論や比較文化論などの授業を通して文化や価値観の多様性を学んだことが対応力につながっているなと感じます。もうひとつ役に立っているのがパソコンの授業です。ビジネスでよく使うパソコンのアプリケーションは、授業で習ったことがそのまま仕事で使えるんですよね。
柴山さん:
確かに、それは私も感じました。表計算ソフトの関数やキーボードを使ったショートカットキーなど、むしろ私の方が詳しいときもあるほどです。
織田さん:
そういえば、3年のときに履修した上嶋先生の「キャリアデザイン」も良かったです。外部講師も呼んでくださって、女性の社会進出についてさまざまな立場のお話を聞くことができました。社会に出るとはどういうことか、どういう女性になりたいのかなど、生き方や働き方の根本的な問題について考えることができました。就活が始まる前に自分の考えを持つことができたのは、とても良かったと思います。

就職活動で大切なことは……

――就活のお話が出ましたけれど、このなかでは藤田さんだけが3年生で就活はこれからが本番ですね。

藤田さん:
はい。実はまだ将来の夢が決まっていなくて……。先輩たちに就活の体験談をお聞きしたいです。
島谷さん:
私の場合、先ほどもお話したように初めは広告や出版関係への就職を考えていました。でも、パソコンのプログラミングの授業が面白くて、手に職をつけた方がいいかなという思いもあり、途中で方針転換をしてソフトウェアの会社から内定をいただきました。システムエンジニアの仕事をする予定です。就活中は、業界について先生からアドバイスをいただいたり、ゼミの先生にエントリーシートを見ていただいたりすることもありました。メールでも励ましていただいて、本当に心強かったです。
金田さん:
私もシステムエンジニアになります。高校生のときはウェディング・プランナーになりたかったのですが、結婚式場でアルバイトをしてみて「私のやりたかったこととは違うな」とわかり、改めて考え直した結果、好きなパソコンを仕事にしようと思いました。ゼミの先生が以前はシステムエンジニアの仕事をしていらして、「私もやってみたいな」と(笑)。
織田さん:
私は、ゼミで学んだ観光学や旅行業務取扱管理者の資格を活かすことができる旅行業界に決めました。元々旅行は趣味でしたので、窓口でお客さまに合った旅行をお勧めできるようになることが、今から楽しみです。
藤田さん:
私も旅行は大好きです。
織田さん:
そうなんですね。それなら、これから就職先を決めるとき、まず「好きなことを仕事にするか、仕事と趣味は別と割り切るか」をしっかり悩んだ方がいいですよ。私は趣味を仕事に選びましたが、同じ趣味を持つ友人はまったく逆の道を選びました。
柴山さん:
実は私は、趣味と仕事は別と考えたタイプです。最初はテレビ局かイベント会社に就職したかったのですが、就活をしながらオープンキャンパスのお手伝いをしたり学外のイベントの企画をしたりするなかで、「仕事にしなくても、趣味としてやっていくこともできるんだ」と気づいたのです。いまは飛行機の部品をつくるメーカーで、生産管理の仕事をしています。もちろん、仕事とは別に好きなタレントの講演会を企画したりして、オンもオフも充実させています。
藤田さん:
そういう生き方もあるんですね。わかりました。好きなことを仕事にするかどうか、しっかり考えたいと思います。
服部さん:
そうですね。もう一つアドバイスするとしたら、就活に際して自分が何を一番優先したいのかを決めることですね。私の場合は、安定して長く働きつづけたかったので、実家からの通勤に無理がないことも重視しました。無数にある企業のなかから自分に合った就職先を見つけるには、絶対譲れない条件と折り合いをつけられる条件を明確にしておくことがポイントだと思います。
織田さん:
就活は辛いことも多いので、一緒に頑張れる友達を大切にね。励ましあって乗り越えてください。
柴山さん:
本当に友人は大切ですよね。私も大学時代に知り合った人とは交流が続いていて、卒業してからでもたまに集まるとすごく心が楽になるんです。椙山は少人数での授業やグループワークも多く、同級生とすぐに仲良くなれますよね。その利点を活かして、就活中も友人との時間は大切にしてほしいと思います。
藤田さん:
はい。ありがとうございます。就活でめげることがあっても、一人で悩まず、先生に相談したり、友人と励まし合ったりして頑張りたいと思います。

文化情報学部での学びを活かし広がる夢、そして20周年記念行事

――では、最後に、今後の皆さんの夢や目標を教えてください。

柴山さん:
私は、仕事の面では製造業の面白さを何かの形で発信していけたらいいなと考えています。飛行機の部品をつくっているのですが、普通では見られない飛行機の内部を見られたり、図面を一番に見ることができたりと、なかなかエキサイティングなんですよ。そして、プライベートではイベントの運営も続けていきたいと思っています。
島谷さん:
システムエンジニアとして採用されましたが、本格的なプログラミングは経験がないので、まずは会社の人や取引先の人に頼りにされる技術者に成長したいと思います。そして、結婚をしても家庭と両立させ、長く働きつづけたいです。
藤田さん:
これまでの学生生活で、留学もしましたし、授業のなかでさまざまな外部講師の方のお話を聞くなどして、自分の世界を広げることができ、チャレンジ精神の大切さを学びました。これから始まる就活でも、また就職してからも、それを忘れず、いつでも向上心をもっていろんなことに挑戦していきたいと思います。
織田さん:
旅行代理店では店頭で営業を担当できるようになるのが希望です。旅行は、日々の生活で必要不可欠なものではありませんが、人と人をつなげる大きなパワーがあると思うのです。人生を豊かにしてくれる旅行の魅力を、直接お客さまに伝えられるようになりたいですね。将来的には、「知られていないけれど魅力的な場所」を見つけ出して、自分なりのツアーを企画したいです。
金田さん:
私はまず、仕事を覚えることが先決です。授業ではプログラミングを学びましたが、会社に入れば初心者と変わらないと思うので……。でも、一番やりたいのは、お客さまの要望を聞いてシステムを構築していくことなんです。プログラミングの仕事に慣れてきたら、ゆくゆくはプロジェクト・リーダーとして活躍したいです。
服部さん:
私は入社前から目標としていた、社内やお客さまを笑顔にする仕事に磨きをかけたいです。入社直後は、明るい挨拶や、率先して雑務に取り組むよう心がけました。現在は業務内容をある程度理解したので、入社時の心がけにプラスして、お客さまへの適切なサービスのご案内、社内の円滑な運営のサポートができるよう、応対マニュアルの作成や職務内容の改善に取り組んでいます。そして、もうひとつ今年の大きな目標は、文化情報学部20周年記念行事委員として、イベントを成功させることです。柴山さんも実行委員のおひとりなのですが、2019年8月17日にホテル名古屋ガーデンパレスで記念パーティーが開催されます。
柴山さん:
退職された先生方にもお声掛けするほか、卒業生や在学生も一堂に会しますので、できるだけたくさん交流できるようにと考えています。椙山のロゴ入りの記念品も準備していますので、お楽しみに。
服部さん:
こうして卒業生と在学生との交流の機会が多いのも椙山のいいところなんですよね。たとえば椙大祭では、卒業生を対象にした「ホームカミングデー」があります。もっと多くの卒業生に参加していただけるような形を探り、交流の機会を増やしていければと考えています。皆さんも卒業してもいつまでも母校とつながりをもっていてくださいね。

――本日は貴重なお話をありがとうございました。設立20周年記念行事を機に、文化情報学部のさらなる発展と卒業生の皆さんの飛躍をお祈りして、座談会の結びとしましょう。

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